※更新が年に2,3回となってしまったこのブログですが、一番読まれているのが今井氏のギター紹介ページなので、内容大幅に増強しました。
(関連記事)
今井寿(BUCK-TICK)の歴代使用ギターを映像と共に紹介(フェルナンデス編)
こちらの記事では、フェルナンデス社によるギターを紹介しました。今回はこの続きということで、フェルナンデス以外の今井氏使用ギターを紹介します。
今井氏のInstagramでもギターの画像を投稿しているので、それも併せて貼っておきます。
Contents
FENDER JAGUAR
赤のフェンダー「ジャガー」
60年代のビンテージだそうです。
左利き用ということでレア度もかなり高そうです。
左利きのジャガーということで、「唄」のPVではこのジャガーを低く構えてネルシャツとボロボロジーンズという、カートコバーンスタイルで登場しています。
Instagramにも載っていました。
SCHAFTのレコーディング時にロンドンで購入したとのこと。
その後1995年に、フェルナンデスでジャガーシェイプのギターを作り、今井モデルとして市販もされました。そちらは仕様は2ハムだったので全く別のギターと言えますが、低く構えて弾くのにピッタリなシェイプです。
GIBSON THE V
ギブソンのフライングVは有名ですが、同じ形なだけで全く別物といえる「THE V」。サンバーストの風合いが美しいです。よく見るとこれはレフティじゃなく、右利き用ギターの弦を張り替えて使用。
ルックス通りのヘビーな音が魅力。というわけで2000年のライブ映像で「唄」。
GIBSON LES PAUL CUSTOM
レコーディングで使った、というのは当時よく読んだ記憶がありますが、実際にライブで弾いているのは見たこと無いなぁと思っていたレスポールですが、2002年のライブで使っていました。
ドロップDチューニング(6弦を一音下げ)用でしょうか。「Love Letter」で使っています。
伝統的なレスポールカスタムで、ワーミーペダルでギュワンギュワンと音を暴れさせるというギャップ。
GIBSON LES PAUL Jr
レスポールジュニアの、ダブルカッタウェイタイプです。
定番のTVイエローカラー。こんなのも持っているんですね。
今井氏のギターでPUがP90を搭載しているのはこれだけだと思います。
年代不明ですがライブ映像「スピード」です。
今井氏のInstagramにも画像がありました。
GIBSON ES-335
335まで使っています。これは、初期だと考えられない選択でしょうね。
LUNATIC FESTで使っている映像が確認できました。
今井氏のInstagramにもあり。
ZTAR
これはギターじゃなく、ギターの形をしたMIDIコントローラーです。STARR LABS社の製品で、今井カスタムだそうです。
「SIX/NINE」のレコーディングで初登場したというのを当時読んだ記憶があります。ギターを弾く感覚でMIDI操作ができるということで、ギターシンセとはまた違った使い方ができるとのこと。
「SIX/NINE」の全曲PVより「デタラメ野郎」の映像。YouTubeに無かったのでニコニコ動画を貼り付けます。
この曲のギターリフで使っています。ギターのディストーションサウンドを、ボタンを押して出すようなイメージ。他に「Kick(大地を蹴る男)」でも同じような使い方をしています。
…と思ったら今井氏のブログにも掲載されていました。
http://blog.buck-tick.com/blog/?p=4959
Tokai Talbo
GLAYのHISASHIが使っていることで有名なこのギターですが、今井氏が使っていたのはその前。「SIX/NINE」の頃に雑誌で紹介されていました。右利き用のを弦を逆張りして使っているようです。
実際に使っている映像が長らく見当たらなかったのですが、当ブログのコメント欄に情報をいただけました。
「鼓動」のシングルverのPVです。
Fender STRATOCASTER
こちらもSCHAFT〜SIX/NINEの頃に雑誌で紹介されていました。
70年代のものだろうと記載があった気がしますが、ラージヘッドで「Fender」としか書かれていないので詳細不明。ギターの裏面の画像があればわかるのですが。
Instagramに画像がありました。
5,6弦をティッシュ(?)か何かで強制的にミュートしているということは、レコーディングで使用しているということでしょうか。
テルミン
1920年,ロシアの技師テレミン(Lev S. Termen)が発明。アンテナに手を近づけたり遠ざけたりすることによって,音の高低と音量を加減して演奏する。世界最古の電子楽器として知られる
きちんと正確な演奏をするにはかなりの技術を要する(環境によっても音が変わる)ものですが、今井氏の使い方としては完全に飛び道具的なもの。
全面的に使用しているのはこの曲。2000年のライブ映像より「My Fuckin’Valentine」
おもちゃのピストル
最後にこちら。音が出るおもちゃのピストル。「神風」で間奏の部分で使っています。ギターのピックアップに近づけて音を拾っています。当時の映像が無かったのですが2000年以降の映像がありました。
シタール(当て振り用)
これは弾くためじゃなくて、テレビ出演のパフォーマンス用ですね。
Mステでシングル「die」リリース時の出演にて、ヒデと二人でシタール持って踊っています(笑)
こういうちょっとひねくれた部分も魅力的でした。
まとめ
やはりギタリストたるもの、Gibson,Fenderには手が伸びますが、それ以外の珍しいものも結構あるのが今井氏ならではという感じです。メーカーとエンドーズ契約を結んでいる人は多々いますが、その中ではわりと「契約メーカー以外のギター」をライブやTVやPVでも使うことが多い印象です。
以上、ざっと追いかけてみましたが、他にもあるかもしれないので随時更新します。
コメント失礼します。Tokai のタルボ使用映像はSingle ver.の鼓動 で観れますよ。白い衣装のver.のヤツです。
大好きなMVです。
情報ありがとうございます!!
記事に反映しました!