先日書いたBUCK-TICK今井寿のギターまとめの記事。ギターの使用映像を貼り付けしようと思って動画サイトをいろいろと探し回ったわけですが、特にテレビ出演の映像は初見のものもあり、新たな発見がありました。
・今井寿(BUCK-TICK)の歴代使用ギターを映像と共に紹介(フェルナンデス編)
・【第2弾】今井寿(BUCK-TICK)の歴代使用ギターを映像と共に紹介!
ただテレビ出演映像というのは、いろんな権利関係もあり動画サイトから削除されることも多いので、テレビ出演映像に絞って時系列に沿って探しやすいようにまとめてみます。
Contents
カラオケ出演の真相
テレビ出演に関して、ネットを含めあちこちで言われているのが「今井寿の当て振り拒否」的な内容。
歌番組は生演奏ではなくカラオケに合わせて動く「当て振り」が主流ですが、そこでわざとギターソロのところで手を離したりするパフォーマンスです。これについては近年、自身のブログで触れています。
少なくとも当時そんなことをする人は他に居なかったので、そういうひねくれたところも含めてカッコいいなーと思っていましたが、「面白いから」という理由もいいですね。
生演奏時代のトラブル
初期のテレビ映像はいろいろありますが、生放送でお馴染みなのはやはり「ミュージックステーション」でしょう。先ほどリンクを張った今井ブログにある「生放送でギターの音が出なかった」というのは多分、これらのことだと思われます。というわけで紹介。
こちらはMステ初登場の映像のようです。「JUST ONE MORE KISS」。イントロで今井ギターの音が出ていません(後半は出ているようですが)。
そしてこちらは「HURRY UP MODE」「悪の華」の2曲を演奏していますが、今度はヒデのギターが出ていないようです。なのでサウンドの厚みが全く無いですね…
※Youtube動画を貼っていましたが削除されたようです・・・
ちなみにこの時は、アルバム「悪の華」と、「HURRY UP MODE」の復刻盤が立て続けにリリースされた事もありこの2曲を演奏しています。
この時代は、テレビ番組でバンドが実際に生演奏をしているというのが時代を感じさせます。
1991年頃 BUCK-TICKテレビ出演映像
この年はアルバム「狂った太陽」の頃です。Mステに「スピード」で出演しています。これは生演奏ですね。ギターのエフェクト等含め、ライブ映像のような面白さがあります。
その後の、同じくMステ「JUPITER」出演映像もありました。ここからでしょうか。音を聴くとカラオケだとわかりますね。
1992年頃 BUCK-TICKテレビ出演映像
「ORIENTAL LOVE STORY」でMステに出演したときの映像があったので貼っておきます。セルフカバーベストアルバム「殺シノ調べ」をリリースした時期で、その当時のビジュアルです。音を聞けばわかるように「殺シ・・・」ヴァージョンの音源でのカラオケですね。
Buck-Tick – ORIENTAL LOVE STORY 投稿者 utarete8893
1993年頃 BUCK-TICKテレビ出演映像
アルバム「darker than darkness」の年で、シングルリリースに合わせてMステには二回出演しています。
まずは名曲「ドレス」。Mステの映像が以前はなかったのですが、今見つけました!当時のこの今井のビジュアルはモヒカンで怖すぎます(笑)そしてギターにストラップがついてない!持ってみたり置いてみたり自由です。
「die」
これも探しましたがありませんでした。
ただ、リアルタイムで観たのははっきり覚えています。ギター二人が変な楽器(のちにシタールと知りました)を持っていて、なのにとてつもなくカッコよかったのが印象に残っています。
1995年頃 BUCK-TICKテレビ出演映像
「SIX/NINE」リリースの年です。まずは一番有名と思われる、ミュージックステーションのスペシャルに登場した際の「悪の華」と「唄」。ギターソロで手を離したりチューニングをしていた」というので語られる分です。 リアルタイムで観ていましたが、これは衝撃でしたね〜。今井に触発されてかヒデも結構適当だったりします。
そして、もう一つバクチクが常連だったのがNHKのポップジャム。土曜夜に放送されていました。この辺も当時チェックしていました。
「鼓動」冒頭インタビュー付きです。カッコいい!
さらに、アルバム発売後にマキシシングルとしてシングルカットされた「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」こちらでも登場しています。動きの適当さもさらに激しくなっています。
1996年頃 BUCK-TICKテレビ出演映像
アルバム「COSMOS」のタイミングです。事務所を独立し「バンカー」という個人事務所を設立したとのことで、プロモーション方法もかわってくるのかなと思いきや、結構いろんなテレビ映像がありました。
まずはフジテレビ「P-STOCK」という番組らしいです。私は初見の映像です。
「キャンディ」カジュアルな衣装で今井はオレンジジャガー。
こちらも同じく「キャンディ」ですが、「M-STAGE」という番組。
櫻井敦司のこの髪型はレアじゃないですか?しかしカッコいいです。今井のオレンジのパンツはカッコいいなと当時思っていました。
そしてこちらはおなじみ「ポップジャム」。こちらは「Ash-ra」で出演しています。シングルの「キャンディ」で出るはずのところですが、「手足を 目をなくし」という歌詞がNHKで引っかかったため急遽「Ash-ra」での出演になった、というのを何かで聞きましたが…。
1997年頃 BUCK-TICKテレビ出演映像
この年はアルバム「SEXY STREAM LINER」の頃です。レコード会社がビクターじゃなくなり心機一転というところでしょうか。
ポップジャムの映像で「ヒロイン」です。スタビライザーギターが登場しています。これもリアルタイムで見ていたのでハッキリ覚えています。
というわけでざっと1997年まで駆け足で見てきましたが、ライブ映像とは違った面白さがありますね。引用した今井ブログにもありましたが、こういうテレビ出演については「生PVみたいな楽しみ方」というのが一番しっくりくるのではないでしょうか??
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