プロレスの仕組みに関して、前田日明があっさりと口を開いていた!
ということで、あまり世間では話題になっていないようですがかなりのニュースだと思います。
私がこれを知ったのはこちらのツイート。動画も貼り付けられているのでご覧ください。
「プロレスはどこまでリアルなんですか?」(勝谷誠彦)「フリージャズみたいなものです」(前田日明)「あれは結末が決まってるんですか?」(勝谷誠彦)「結末は決まってますよ」(前田日明)
https://t.co/DXPgE3lBTP
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2015, 10月 3
「ボクはボクサーだから」というスタンスに立って「プロレスはどこまで結末が決っているのか?」と質問する勝谷誠彦って人は、本当に野暮なんだなーと思う。
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2015, 10月 3
この動画。
サンテレビ(兵庫のローカル局)で放送されている勝谷誠彦司会のトーク番組にゲストで登場した前田日明が、プロレスの具体的な話になった時に、勝谷誠彦の質問に答える形で「結末は決まっている」とあっさり告白したということのようです。
YouTubeのコメント欄にもありますが、ここまでのトップレスラーだった人が、ここまでハッキリと「結末が決まっている」と発言したことは無かったし、今後も無いでしょう。
…と思ったものの、よく考えたら髙田延彦が著書で「プロレスでの試合は結果が全て決められていた」といったことを書いていたのを思い出しましたが。しかし、かつてのミスター高橋の暴露本ほど事細かに喋っているわけではありませんが、やはり「誰が言ったか」が重要と考えると、前田日明というのは一番説得力があります。
しかし、昔であれば「結末は決まってますよ」なんて言わなかったはず(というかそんなこと前田日明に聞ける神経がすごいです)。
この発言、実際はそのあたりのことを特に強調しているわけでは全くありません。プロレスとは〜というところから勝谷誠彦に促される形で喋ったに過ぎません。
当時のプロレスとは?
動画を見ると分かりますが、当時はとにかくセメントの練習ばかりしており、飛び技なんかやった日にはぶん殴られるような時代。いつ何が起きるかわからない日々の試合で、何か起きても自分で振り払う必要がある。
そういう時代を過ごしてきただけあり、先日の女子プロで起きた凄惨なセメントマッチに対しても「ボコボコにされる方が悪い」というニュアンスの発言が出るのも当然。アンドレ・ザ・ジャイアントに仕掛けらた前田が言うのですから説得力があります。
そして、若手時代にスパーリングで猪木に金的と目突きを仕掛けてフルボッコにされたという、定番のエピソードなのに何度聞いても面白い話も最高!結末が決まっているとかどうでも良くなってくるのがすごいところです。
そんな前田日明が、今の新日本プロレスブームをどう捉えているか、率直な感想が聞きたいものです。
そういう意味ではきちんと知識があるインタビュアーじゃないと難しいのだとは思いますが、プロレスのことに無知な勝谷誠彦だからこそ「結末は決まってるんですか?」という野暮な質問ができたということでしょう。
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