バイセクシャル復活記念ということで、先日こんな記事を当ブログに書いたところ…
祝・2016年バイセク復活!シングル曲で振り返るBY-SEXUALヒストリー
Twitterを眺めていると、こんなツイートを発見。
SO BAD BOYの原曲初めて聞いた。
祝・2016年バイセク復活!シングル曲で振り返るBY-SEXUALヒストリー https://t.co/KZykIW1H0y— crescentmoon (@crescentmoon216) 2016年9月3日
デビュー前の「BAD BOY BLUES」音源を貼っていたところこのような声がありました。
というわけで今回はこちらの作品を紹介、またデビュー後のリメイク版と比較してみたいと思います。
作品概要
1988年にバンド結成され、同年に作られた3曲入りのソノシート。
(ソノシートとは、薄いビニールで出来たペラペラのレコード盤。昔は雑誌の付録に付いたりしていました)
DENがCOLORのローディーをしていた関係もあり、フリーウィルが製作。
収録曲はこの3曲。
1:BAD BOY BLUES
2:CHILDREN EYES
3:GOD’S CREATION
バンドの宣伝のために、ライブで配ったりしていたと何かのインタビューで読んだ記憶があります。
そして、この音源を使用したCDシングル。
昔ながらの短冊形ジャケット仕様。
商品番号 FWS-NON’
これはハッキリ覚えていますが、インディーズ系CDショップで出ていたのを通販で購入しました。サードステージとかそれ系のショップで、確か1994年頃だったような気がしますが…。新品で、普通に1000円とかだったと記憶しています。
ほとんどの人はこのCDシングルの方を聴いていたのではないでしょうか。
収録曲比較
では曲を聴いていきましょう。
まずは一曲目。
「BAD BOY BLUES」
まあ、当時のアマチュアバンドの音って感じがします。ギターソロのところでフェードアウトしているのは原盤のままです。
これと聴き比べてみます。
「SO BAD BOY」
デビューシングルであり代表曲です。
まず音質が全然違いますね。メジャーということもありスタジオや機材が格段に良くなっています。
また、デビュー時にはサウンドプロデューサーとして是永巧一が関わっており、またアレンジも共同で行っています。
シンセ音やSEの入れ方とかも含め、この存在は大きいでしょう。デビュー前のパンキッシュな雰囲気を残しつつ!見事なポップサウンドに昇華しています。
続いてこちら。
「CHILDREN EYES」
この曲もデビューアルバム「CULTURE SHOCK」に収録されていますが、残念ながらそちらは動画サイトで見当たらず…。
3曲目。
「GOD’S CREATION」
ベースが忙しいなぁという印象の曲ですが、わかりやすい曲展開が耳に残ります。
この曲は、2枚目のアルバム「SEXUALITY」にリメイクされ収録。
それがこちら。
「GOD’S CREATION」
見事に変身していますね…。
カッコいい!
プロのサウンドプロデューサーやアレンジャーの力というのは大きいのがわかります。
その後佐久間正英がプロデューサーを務めた時代はますますポップになり、その後セルフプロデュースの「COOL」で自身による新たなサウンドを打ち出したところで活動終了。だからこそ、悔やまれます。
(私の一番好きなアルバムはCOOLなので、なおさらです…)
話は戻りますが、この「BAD BOY BLUES」のシングルは今は入手困難ですが、関西の高校中退ヤンキー仲間がノリで組んだバンドの、大人が介入していない素のサウンドという意味でも聴き応えがあるのではないでしょうか。
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