ツイッターを見ていると衝撃的な内容が。
元・AIONのドラムだったS.A.B氏(本名・佐分利淳さん)が亡くなられたそうです。
最初に目にしたのは、AIONのIZUMI氏のツイッター。
【拡散】お願いします!!
「今日、役所より連絡があり、10月2日に佐分利が亡くなったと連絡がありました。詳細はまだ不明なのですが、取り急ぎ、ご連絡まで。佐分利の友人知人等に拡散いただけると助かります。」佐分利とは、S・A・Bの事です。本当ならショックです。
IZUMI=AION.— DEATHRASH BOUND WEB (@AION_OFFICIAL) 2016年11月17日
「本当ならショックです」とあるので、IZUMI氏が人から伝え聞いたということかなと思って調べていると、どうやら佐分利氏の元奥様がツイッターでIZUMI氏にこのツイートをしたのが発端のようでした。
@AION_OFFICIAL 泉くん、ご無沙汰しております。リーです。今日、役所より連絡があり、10月2日に佐分利が亡くなったと連絡がありました。詳細はまだ不明なのですが、取り急ぎ、ご連絡まで。佐分利の友人知人等に拡散いただけると助かります。よろしくお願いします。 https://t.co/LnZkMt8z94
— ゆじん🔝 (@yoojin_717) 2016年11月17日
その後詳細がわかってきて、IZUMI氏のツイッター。
半信半疑だったけど全て事実。でもまだ彼の死を受け入れられません。彼の生前の真意や事の真相も把握しましたが、リアルとハートが一致するにはまだまだ時間がかかると思います。今は気持ちだけ暴走してます。来年4月29日。東京にて佐分利追悼会やります。ギター弾きます!
IZUMI=AION.— DEATHRASH BOUND WEB (@AION_OFFICIAL) 2016年11月18日
2000年以降にAIONに再加入し活動していましたが、病気のため脱退。その後療養中でしたが最期を迎えたとのこと。
ご冥福をお祈りします。
AIONに私がハマったのは中学生のころです。
ギターを弾いていたのでIZUMI氏のギターに衝撃を受け、あんなのコピーできるわけないのですが一生懸命弾いていました。同時に、ベースのDEAN氏やドラムのS.A.B氏のテクニックも凄かったわけです。
「エックスよりも速くて激しいバンドがあった!」と友達にも教えてあげていました。
昔は私も「速さ」「激しさ」に魅力を感じていたのですが、SAB氏のドラムはAIONローディーのSHINGO氏のツイートによると・・・。
@vitokunlush 佐分利さんは、いくらライブでアルバムよりテンポが速くても、オカズを省略せずに叩ききるしね。それがこだわりだったんだと思う。
26インチのバスドラを鳴らすしフロアタムの下の皮が破れるとか、とにかく凄かった。— AION_SHINGO (@AION_SHINGO) 2016年11月19日
SAB氏の凄さが改めてわかります。
また、SAB氏脱退後に加入した元ドラムの愁氏のツイートも。
若かりし頃は初代である佐分利くんをライバル視すらしていました。
でも俺は所詮2番手。
AIONの中で彼の存在を越える事は出来なかった、、、真にAIONのドラムと名乗って良いのは彼だけです
勿論真に元AIONのドラムと名乗って良いのも彼だけです
本当に残念だしショックです、、、— 酒井愁 (@shuesakai) 2016年11月17日
やっぱり前任のドラムは当然、意識したはずです。
というかこの酒井愁氏のドラムもまた、ものすごいテクニックなのですが。
というわけで、改めてS.A.B氏の勇姿を動画で見ていましたが、特に当時の勢いが感じられるものを3つだけ、紹介します。
まずはインディーズ時代のライブ映像。
オムニバスビデオの「HUSH!」に収録されていた映像だと思います(昔見た事あるので)
IZUMI氏のモヒカン!
インディーズ時代の代表曲ですが、激しさ全開です。
もう1つ名曲の映像を紹介します。
聴けば聴くほど、どのパートもコピーできないレベルであることがわかります。
最後にもう1本。
全盛期、渋谷公会堂のライブ映像です。「MA-G-MA」。
オリジナル音源がBPM200とかですが、このライブ映像のものはさらに速いです。ギターもですがこのスピードのドラムを叩ききるのだからもの凄いです。
他にもネットにいろいろ動画がありますね。
確かAIONのCDは「MITHRAS」までは全部持っていたので、実家を探してみます。
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