【レビュー】THE TUSS「Rushup Edge」AphexTwinのような音の質感とグルーヴを持つ謎の新人(笑)

「リフレックスの新人」THE TUSSの正体は結局のところ、AphexTwinことリチャード・D・ジェームスであるのは周知の事実。

…なのだが、実はそうではなかったら最高に面白いと思って色々みてたのだけど、WARPのオンラインストアのAphexTwinのところにTHE TUSSも並んでいるのを発見!というわけでエイフェックスの変名作品として紹介する。

 

これがリリースされたのが2007年。

当時からネットでは「リチャードでは?」とは言われていたけど、2005年の「Analord」シリーズが当時の私にはつまらなかったので、エイフェックスと言われてもピンと来なかった。

…のだが、YouTubeでたまたま聴いてみたところこれが最高!Analordで出てこなかったリズムとベースのグニャグニャなグルーヴ感と奇妙な音が満載‼︎

即、タワレコのテクノコーナーで購入した。「エイフェックスツインの変名?」みたいなポップがあって購入したのを記憶している。

 

そういえばその時に店頭で、Analordシリーズが厳選されてCD化されたのを知ったのだった(Chosen Lords)。当時はAnalordは退屈な作品にしか感じなかったけど、その頃仕事が忙しくてあんまり音楽を聴いてなかったからかもしれない。その後改めて聴くと面白く、今でもたまに聴くのでまた別の記事で。

 

前置きが長くなったけど、買ったのはこのCD。国内盤は出ておらず、簡素なパッケージ。
一曲目からグニャグニャして最高なのだが、一曲選ぶなら迷わずこの曲。YouTubeでこれを聴いて「絶対エイフェックスだ‼︎」と思った。

何これ⁉︎こんなトリッキーでストレンジな新人居ないだろうし、この後の質感からして正体を聞くまでもなくリチャードですよ‼︎ エイフェックスツインの新作としてリリースすれば良いのに、リフレックス発の謎の新人をみんなで解読するのすらも面白がっているのだろうか?

というわけで、そのアングルに乗って謎の新人「THE TUSS」の作品として楽しむのが粋なのかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)