【レビュー】SQUAREPUSHER(トムジェンキンソン)による初期衝動「STEREOTYPE」のアシッドで脳内トリップ

アーティストにとって最初期の作品というのは、荒削りながらも初期衝動が詰まった作品として評価をされることが多く、それは電子音楽のジャンルにも当てはまる。高い機材が使えなかったり録音環境などに制限があるので、アーティスト自身のバックボーンやセンスによるところが大きくなるから、かな。

 

Wikipediaのスクエアプッシャーのページに、トムジェンキンソンの経歴が記載されている。

ジャズドラマーであった父の影響を受け、小さいころから音楽活動に親しむ。現在の彼の音楽性の柱のひとつとなるベースは、12歳から弾き始めた。最初は人間自身による演奏に拘り、シンセサイザとシーケンサーを用いる打ち込み音楽を見下していたが、15歳のときにLFOを聴き、電子音楽を見直すこととなる。スクエアプッシャーとしての活動は1994年から開始した。

1994年にリリースされた、Tom Jenkinson名義の「STEREOTYPE EP」。1975年生まれらしいので、19歳の時にリリースされたことになる。

 

特に紹介したいのが1曲目に収録されている「Whooshki」。

 

 

16分くらいあるトラックで、303と思われる印象的なメインのフレーズがレゾナンスをいじって脳内をあちこちぶっ飛びながら最後まで押し通す構成。長いイントロから徐々にフレーズがフェードインし、キックが入ってくるワクワク感とそこからの高揚感。そして一度引いてから再度訪れるピーク時の絶頂感。これぞまさに「アシッド」テイスト溢れる快作!!初期衝動ならでは。

この曲以外にも収録されているけど、ハッキリ言ってこの「Whooshki」しか印象に残らない。それくらい強烈なトラック。

CD化されてないのは残念だけど、お酒飲みながら目を閉じて、このYouTube音源でいいのでイヤホンで大音量にして音に身を任せてみれば、誰でも脳内トリップできる!!

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