キャンパーにはお馴染みのテント設営方法。
通称「小川張り」。
テントとタープを連結させるような形の張り方です。
※小川キャンパル社が提唱した形だそうです。画像検索すればいろんな人の画像が出てきますよ。
しかしこの、小川張り。
「初心者には難しい」「セッティングテープを使わないとできない」といったイメージが先行しているようです。
なので、この記事で言いたいのがこれ。
セッティングテープなんか不要!
ロープで小川張りは簡単にできますよ。
セッティングテープなんかいらない
今回のキャンプで小川張りをやってみようと思い、ネットで調べてみたところ、セッティングテープの使い方、作り方みたいな記事ばかり。
現に、各社から小川張りに使えるテープが販売されています。
なので必須と思っても不思議ではありませんが、今回私は普通のロープを使ってトライしてみました。
実際の画像です。
2019年のゴールデンウィークのもの。
スノーピークのアメニティドームとヘキサタープの組み合わせで、このように設置しました。
いい感じじゃないですか?
横から見たらこんな感じ。
左にあるポールと、タープの左側を繋いでいる部分。
ここにセッティングテープを使うという記事が多いのですが、この画像では白いロープを使っているのがわかると思います。
まあ要するに、ここはロープでもテープでも何でも良いということですね。
きちんと固定できて、風で飛ばなきゃいいんです。
ロープで小川張り 手順
私はキャンプ場で「やってみよう」と思ったので、ロープの予備(以前のタープに付属していたもの)を使いました。
わかりにくいかもしれないので画像で紹介。
まずはタープ側。このように通します。
できた輪っかに、反対側のロープを通すだけ。
これでしっかり固定できますね。
ポール側にも引っ掛けて、タープを張ります。
一方は地面へ。
ポールを、3本のロープで張っているのがわかるでしょうか。
念のため、ポール部分をアップにして説明を入れておきます。
赤の丸が、本来のロープ。左右に貼って固定しますね。
そして、黄色にしているのが追加したロープです。画像右側に伸びているのが、タープ側へ繋がっています。左下に伸びているのは地面へ。
距離の調整と強度問題
冒頭にも書いたように、固定できれば何でもいいのです。
セッティングテープなんか買わなくてもいい!
私の場合は、タープのロープが偶然余っていたので使っただけですが、結果的によかった点は2つ。
・自在金具があったので長さ調整が可能
・地面に3本目のロープ張りができる
こんなところでしょうか。
タープとポールの間の長さ調整は、タープとテントの距離を決めるのに必要です。
こういうこと。
↓ ↓
こうして見ると、ちょっと距離が近すぎました。
もう少し離せばよかったですね。
そして、ポールを支えるロープが地面に3本張っているということ。
小川張りは、通常の張り方に比べて強度が落ちると言われますが、結果的にかなり強度が増した気がします。
最後に…
この記事をご覧いただければわかるように、小川張りはセッティングテープなんか不要。
私のようなロープや、それ以外でもとにかく固定できれば大丈夫です。
確かにテープを使えば細かい調整がしやすいようですが、ネットでいくら調べてもテープを使う方法や自作手順等の情報ばかり出てくるので、誤解されますよね。
こうしたセッティングテープはたくさん存在しています。
(見本なのでクリック不要!)
アフィリエイト目的でセッティングテープありきの記事を書くのもいいけど、もっと本質的な内容(テープなんか無くてもできるという内容)が増えてもいい気がしますね。
小川張りをしてみたい人は、ぜひ手持ちのアイテムで試してみてください。
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