今なお地道な活動を続けているバンド・GARGOYLE。
歴史はかなり古く、私も昔ギターをやっていたころはよく聴いていた。
この記事では、特に結成からメジャーデビューまでの時期について紹介したい。
大阪で結成されたガーゴイル。
数回のメンバーチェンジの結果、KIBA、TOSHI、屍忌蛇、KATSUJIというメンツに落ち着き、ここから快進撃が始まる。
ガーゴイルのインディーズ3部作というと「禊〜みそぎ〜」「檄〜ふれぶみ」「璞〜あらたま〜」この3枚だろう。
この3枚プラス、アルバム未収録音源を集めた「回顧録」を聴けば当時のデビュー前の熱狂ぶりは伝わってくるのだが、ここに収録されていない音源も存在し、またそれらは当時を知る貴重な資料であるとも言える。
というわけで、私がよく聴いていた当時の「3部作に入っていないテイク」をYoutubeで紹介する。
CRAZY SADISM
1989年にリリースされたオムニバスアルバム「EMERGENCY EXPRESS」。その後シリーズ化される名作シリーズだが、この一発目の作品にガーゴイルが参加。
この曲、後に「回顧録」でリメイクされるけどダントツでこちらのヴァージョンが素晴らしい。
特にギターソロ導入部分のスイープ奏法からのツインリード〜フルピッキングの早弾きという、オイしいエッセンスを全て詰め込んでくれている。
このオムニバス、他にもZI:KILLやかまいたち、ベルゼルブなどが参加しているので今となっては豪華メンツ!
HALLELUYAH
これは1990年かな?
名曲「ハレルヤ」は「檄」「璞」に収録されているのだが、この音源は音楽雑誌「ロッキンf」に付録でついていたソノシートのもの。
※ソノシート=ペラペラのレコード
なので音質はよくないけど、一番これがカッコいい。
コーラスの感じといいギターソロにしても。
このヴァージョンを元にして「璞」のテイクを作ったのかな、と思う。
HUNTING DAYS (Live)
この記事を書きながらYouTubeを漁っていたら、おそらく子供の頃GARGOYLEの中で一番良く聴いたこの音源を発見した!
HUNTING DAYSのライヴヴァージョン。
これ、セカンドアルバム「檄」の予約特典(初回限定金箔風ジャケット)でついてきたCDシングルに収録されていたもので、当時、大阪御堂会館でのライブテイクだったはず。
これあまりにもかっこ良くて、何回も聴きながら耳コピしたなぁ〜
雰囲気だけできちんと弾けてなかったんだろうけど。
しかしこういうのが発掘できるYoutubeはすごい。
元はビデオに入っていた曲で、後にミニアルバム「回顧録」用に撮り直したのだと記憶している。
西方見聞録(オムニバス)
最後。これはYoutubeで見つけられなかった。
インディーレーベル「アフターゼロ」のオムニバス盤。
これにGARGOYLEとして2曲参加している。
「凱歌」は後にアルバム「璞」でリメイクされる。
「マネキン・虫喰い・クーデター・石ころ」はこの作品でしか聴けない?
当時は当たり前のように聴いていたけど、Amazonで見るとプレミアがついているようだ。どうにか聴ける方法はないだろうか・・・
作品まとめ
まずはガーゴイル3部作はこちら。
間違いの無い名盤!
当時の未収録曲を集めたミニアルバム 回顧録
※「HUNTINGDAYS」「CRAZY SADISM」の新録と、1stシングルの2曲(邪悪・Dying Message)、配布用シングル「黒」の5曲。
アフターゼロのオムニバス盤 西方見聞録
この合計5作と上記動画音源で、ガーゴイルデビュー前の時代の音源は網羅できている…はず。
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