いやー、狂ってる!
もちろん褒め言葉なのだけど、昔買ったCDからリッピングしてiTunesに入っている本作を、久々に聴いてみた素直な感想。
頭の中に手を突っ込まれて脳ミソかき回されて脳汁ダダ漏れのようなサウンド。
としか言いようがない!
一応説明。
「UNIVERSAL INDICATOR」とは、リチャード・D・ジェイムスとマイク・ドレッド a.k.a. the Kosmik Kommando を中心としたメンバー(詳細不明)によるユニットで、90年代前半にリフレックスより数枚のEPをリリースしている。
それをMikeDredが未発表曲も含めノンストップMIXしたのが本作で、このCDもリフレックスからのリリース。
私のiTunesの画面を貼ってみる。
楽曲タイトルがこの通り。CDにもこれ以外の記載が無し。
そして注目して欲しいのは、タイトルの右にある時間。
タイトルと時間を合わせているのがわかるだろうか?こうなるようにわざわざトラックを調整しているということ。狂ってますね〜!
肝心の内容ですが、トラックのタイトルにある通り、ローランドの名機SH-101、MC-202、TB-303、TR606で構築された(909の音も聴こえるような気もするけど不明)ハードコアなアシッドトラックが、ただひたすらノンストップで収録されている。こうした機材でひたすらアッパーなトラックが続くので、トラックごとの音色の変化はあまりないけど、楽曲単位ではなく終盤にかけて徐々にBPMがアップしてくる一つの作品として楽しめる。
なので、トラック名の記号化もAFXの「アナログバブルバス3」のような、アルバム全体を大きなカタマリとして捉えた上でのものに感じる。とにかくウニョウニョしたアシッドトラックを堪能したければ、YouTubeに丸ごとあるようなので埋め込んでおく。
303のフレーズバリエーションを楽しむのも良いかも。
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