定額ストリーミングによる音楽サービスが今後伸びていくといわれており、先日は「Apple Music」のサービスが発表されたところですが、先行していよいよはじまりました、LINE MUSIC!
いろんな会社がストリーミングサービスを始めるのはいいのですが、これって結局何が大事って、金額よりも「どれだけのカタログを集められるか」に尽きます。
もちろん月額が安い方が敷居が下がりますが、ハッキリ言ってそれによってどんな曲が聴けるかの方が遥かに重要です。
そういう意味では以前、LINEミュージックのサービス開始予定の直前で取りやめたという話は理にかなっているといえます…(ホントはもっと早く始める予定だったけど、カタログが揃わなくて延期したという話があります)。
というわけで、ついにサービス開始&8月までの2ヶ月間は無料で使える!ということで、早速試してみました。
LINE MUSIC 料金形態と概要
幾つか引用しますが、全てこのページからです。念のため。
LINE MUSICは「シェア」と「価格」で音楽ビジネスを再構築する
LINEMUSICについて、簡単に。
音楽配信を主体とする事業会社、LINE MUSICに共同出資するエイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサルミュージックの音楽レーベル3社と共同でビジネスを開始する。
ということで、これらのレーベルが持つ楽曲は網羅される、のでしょう。ちなみにエイベックスって、サイバーエージェントと一緒に「AWA」というストリーミングサービスもやっていますが…競合になりますね。
もうすぐ始まるApple Musicは、iTunesで管理しているライブラリとの融合や、カタログの豊富さがうりになるはず。一方こちらのLINE MUSICは、利用者の多さとコミュニケーションツールとしての特性を活かし「シェアして楽しむ」のに特化していくのだと思います。
(使ってみないとわかりませんが)
料金形態については、基本的にはこの図の通り。フリーで無制限の場合はまあ相場程度の月額。
その上で特徴としては、再生時間に制限があってリーズナブルなプランと、あとは学割。これはどうなんでしょうね。20時間というのが多いのか少ないのか、使ってみないとわかりません。
8月の頭までは無料で使えるということなので、まずはストリーミングサービスを試してみてくれということでしょう。早速使ってみます!
アプリをダウンロードしてみた
私はiPhoneなので、iPhoneの画面です。
AppStoreからアプリをダウンロード。
もちろん無料です。
ダウンロードできたら早速アプリを起動します。この時点で、iPhoneでLINEを使っているという前提で書きます。
LINEログインというところを押すと、LINEのアプリが起動して下記のような認証画面が。要するに、LINEアプリに対してLINEMUSICアプリからアクセスしますよ、という確認画面です。
「同意する」を押すと完了。
LINEをすでに使っているなら簡単です。
再生も滑らか。バックグラウンド再生も可能!
早速LINE MUSICアプリを立ち上げます。ホーム画面が出てきました。こんな感じでオススメが出たりします。
トップ画面から直接だったり、ジャンル別や検索などいろんな方法がありますが、とりあえず聴きたい曲を探して再生してみます。
ビョークの曲があったので、久々に聴いてみましょう。こんな感じでプレイヤーが表示され再生されます。
操作した感覚は、それこそ音楽プレイヤーそのもの。モッサリ感はないので、iPhone内に音楽が入ってるのと遜色なく非常に滑らかです。
ちなみに、自宅でWi-Fiの電波が悪い部屋があるのでそこに行って聴いてみると、やはり再生がモタつきます。ストリーミングだから当然ですよね。そこは仕方ありません。
再生しているときに検索することもできます。音楽を聴きながら次の曲を検索できる!
そして…
私が一番気にしていたのはこれなのですが、バックグラウンド再生に対応しているという点。これは重要です。
要するに、他のアプリを立ち上げている時でもその後ろでアプリが動作して音楽が聴けるという機能です。
iPhoneの人は、音楽を再生しながらネットを見ることができますよね。これがバックグラウンド再生。
iPhoneのYouTubeアプリは、再生しながらネットを見たりできないですよね(YouTubeをバックグラウンド再生する裏技はあるそうですが、普通に使うとできない)。
音楽って基本的に「ながら視聴」ですから、何かしながら聴くことが多いはず。そう考えるとバックグラウンド再生は当然の機能ではありますが、できることがわかって安心しました。
というわけで、簡単に再生までたどり着きました。ここから幾つか検証していきますので、それは次回のエントリーで!!
とりあえず間違いなく言えるのは、8月の頭まで無料で使えるということ。無料で150万曲以上が聴き放題ということです!今後有料になった時に加入するかは別として、とりあえず試してみないともったいないですよ!
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