インターネットの普及により、買い物が便利になりました。
ネットでショッピングをした事が無い、という人はいないはずです。スマホが普及した現在はさらに、ネットを介した商取引の金額は上がっています。
ネットショッピングといっても、大手通販企業によるもの(ニッセン、ディノス、ベルメゾン等)から単品通販企業も無数にあります。そんな中でネットにおける総合通販サイトと言えば誰でも使った事があると思われるのが「楽天市場」「Amazon」の2強でしょう。
もちろん私もどちらも使った事がありますが、みなさんはどうでしょうか?
イメージ的には、
主婦や若者(ネットリテラシーが低い)=楽天
ネットリテラシーが高い=Amazon
といった感じでしょうか。(偏見も入っているかもですが・・・)
楽天市場の検索機能のわかりにくさ
楽天市場も使う事はあるのですが、Amazonに慣れるとどうにも使いにくいです。特にネット通販のメリットとして「商品検索のしやすさ」というのが挙げられるはずなのですが、正直楽天市場は使いにくくて仕方ありません。
以前実際に買い物をした時に、改めて痛感しました。
トミカの「マリオカート8」シリーズの「ヨッシー」です。
子供のために買い物をしようとして、いろいろ調べていたのですが、楽天だとこの通り。
各ショップが同じ商品を出しているので、ご覧の通り同じ商品がずらっと並んでいます。そしてここには表示されていないですが、しばらく先にはヨッシーの旧タイプや、マリオカート関連の関係ない商品が登場したりします。
一方、Amazonだとこんな感じ。
マリオカート8のヨッシーとして1種類の商品なので、表示は一つ。
中に入っていくと、店舗ごとの比較(Amazon直販と、アマゾンマーケットプレイスに出品している各店舗の金額)が表示されるという形。
これ、楽天もAmazonも「トミカ マリオカート8 ヨッシー」で検索した結果です。楽天のこのうっとおしさは何なんでしょうか・・・
楽天市場はイオンモールのネット版のようなもの
Amazonは商品単位で管理をしているわけです。JANコードで管理し、出品する際にはそこに登録するようにしているので、それにより「同じ商品」と判断させている。これは単純なことのようで、これを徹底しているのはすごいことです。絶版商品を含めたあらゆるジャンルの商品に関するこんな巨大なデータベースを構築しているのはAmazonの一番の強みといえます。
一方楽天市場は、オンラインのショッピングモールです。
わかるやすく言うとイオンモールのネット版のような感じ。
イオンモールは小売業ではなく不動産業であり、ショッピングモールを開発・運営し出店料で商売をしている企業です。イオンモール(不動産業)とイオン(小売業)は別物であり、要するにイオンモールに入っているテナントの一つとしてイオンがある、という位置づけ。
それと同じ理屈で、楽天市場という巨大モールに出店してその集客力の恩恵を受けているという仕組み。なので、同じイオンモール内に同じ商品を販売している店舗が複数あってもおかしくないように、楽天内に同じ商品を取り扱っている店舗はたくさんあり、しかもそれを商品単位で管理していない、というわけですね。
楽天はポイントがたまりやすいのですが、ホント店舗によって善し悪しがあるイメージ。検索能力の低さとネガティブイメージにより、楽天市場ではあまり買い物をすることがなくなりました。
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