Amazonプライムには以前から入っているのですが、ふと「そう言えば定額聴き放題のAmazon Musicはプライムに含まれている」ということに気づき、iPhoneのアプリをダウンロードしてからはいろんな曲を聴いています。
プライム会員であれば無料で聴き放題。
意外とレパートリーも豊富です。オススメ。
KOJI1200「ナウ ロマンティック」
そんな中、懐かしの曲を見つけたので聴いてみたところ、今聴いても通用するカッコ良さがあったので紹介しておきます。
それがKOJI1200「ナウロマンティック」。
今田耕司がテイトウワと組んでリリースした曲です。
リリース当時はテレビでも歌っていましたので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
こちらPVがあったので貼っておきます。
こちらがHEY!HEY!HEY!に出演した時の映像。
これは当時私は見てなかったです。
クオリティの高い企画モノ
お笑い芸人の企画モノと侮るなかれ。
映像内で語っているように、今田耕司が元々、ニューロマンティックが好きというのがあったそうで。一般的にこういう、アイドルやお笑いの企画モノの曲って、「プロデューサーがその歌手を素材にして遊ぶ」というイメージのものが多いですが、割と今田耕司本人の嗜好が反映されているみたいです。
イントロから印象的なシンセベース音、BPM130位(?)の心地よいリズム、低音で淡々と歌う序盤からサビでポップになる感じ。今田耕司自身が手がけている歌詞は、やや下衆な内容ながらAメロ〜Bメロ〜サビと起承転結ある構成で、素晴らしいです。
NEW ORDER、DEPECHE MODEなどは私も以前聴いていましたが、80年代のエレポップ的な要素が好きにはたまらないんじゃないでしょうか?今田耕司のビジュアルも、ボーイジョージか?いけないルージュマジックの坂本龍一か?
リズムトラックに絡むギターが妖艶
テイトウワの上質なトラックに絡むギターの音色も、非常に印象的。
この音があると無いとでは大違いです。
これは完璧な個人的主観ですが、私、80’sから続く電子音主体のニューウェーブ的音楽の終着点はSOFT BALLETの「PHOENIX」だと思っています(主観なので反論不可!)。この曲もリズムトラックに絡むギター(成田忍によるもの)が印象的なんです。
なのでナウロマンティックも?と思いましたが、調べてみるとこちらは高野寛がギターでした。
ギタリストは違いましたが、この絡みつくギターの雰囲気ってわかりますよね。
ちなみにテイトウワってこの当時、吉本興業所属だったそうで、そういう流れもあっての企画ものだったようです。
せっかくこんな上質な作品なのに、企画モノで「こんなのあったなー」で終わってしまうのはもったいない!
Amazonミュージックのおかげでこんな曲に再会できました。
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