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TATSUYA(COLOR)のテクニックとギターサウンドを年表と動画で振り返る(新実辰弥・NiimiTatsuya)

投稿日:2016年5月27日 更新日:

昔、好きだったギタリストのお話。

小学校6年くらいからいろいろ音楽を聴き始め、またギターにも興味を持って遊びで弾いたりしていました。友人やその兄などに教わったりして、子供なのでなかなかCDは買えないですが結構いろんなバンドを聴いていました。

まあ当然、布袋やバクチクやエックスだったり。そのあたりは当時のギターキッズは誰もが通る道ですよね。もうちょっと歳が下だとLUNA SEA、GLAYやラルクだったりするのですが。

ギターを弾き始めたこともあり「ギタリスト」という視点で聴くことが中心だったのですが、自分の中で「これは凄い!」と思ったのが、COLORというバンドのギタリストであるTATSUYA氏です。

東のX・西のCOLOR」という表現をされるように、ド派手なルックスと激しいサウンドがウリだったバンドですが、ヴォーカルのDYNAMITE TOMMY氏についてはネットでもいろんなところに載っているのに対し、TATSUYA氏については「テクニックが凄い」くらいしか言及されていません。

というわけでTATSUYA氏について、年表とYouTubeの動画で振り返ってみたいと思います。

時系列ごとに主な作品名と関連する動画を紹介。特に断りがない場合はCOLORの作品。

動画については、特に個人的に好きなもの、ギターが秀逸なものをピックアップしています。なおCOLORの曲でここで載せているものについては作曲も全てTATSUYA。

本名 Niimi Tatsuya
1969年5月17日 誕生
1986年 COLORに加入

1987年

3月 シングル「MOLT GRAIN

TOMMYが「フリーウィル」を設立しリリースしたシングル(レコード)。初期を代表する超高速ナンバー。作曲もTATSUYAで、ギターも殆どTATSUYAが弾いてます。生年月日から逆算すると当時17歳!


イントロに「ANARCHY IN THE UK」が入っているのでオリジナル版。
(CD化された時にはカットされてます)

またこの頃、メタル系のオムニバス盤に「SANDBAG BABY」で参加。

1988年

1月 アルバム「激突!
当時のインディーズシーンで大ヒットしたアルバム。全て英詞で、バラエティに富んだ11曲を収録。コーラスでエックスが参加していることも知られています。

※こちらはブックレット付きでボーナストラック3曲追加された通称「スーパー激突」です。

アルバムの1曲目「KILL TIME」。
※最初SEで1:17あたりから曲が始まる

レコードではB面の1曲目だった「DOLPHIN KICKS」。ギターソロが秀逸。

このアルバムの発売記念GIG(1月21日大阪バーボンハウス)の1カメ撮影映像(スタッフ記録用?)を見たことがありますが、その頃の勢いが凝縮されたステージでした。そして当時18歳のTATSUYA氏、凄いです…。

その年の11月、大阪と東京でCDプレゼントGIG。まだレコードが主流の時代にCDを、しかもプレゼント。
そのCDが「RETURNED AGAIN SANDBAG BABY」という二種類のCDで、そのうち1枚に入っていた「FUNNY MIDDLE AGE

ここで初めて歌詞に日本語が登場。

1989年

3月 ミニアルバム「FOOLS!GET LUCKY!!
激突に比べ特にドラムの音がタイトになっているのが特徴的。そしてアコギとリコーダーの「GEEELA」のような曲も。

FOOLS!GET LUCKY!!

そして、「BROKEN TAVERN」のメジャー・インディー同時リリースを経て、クラウンからメジャーデビューが決定。10月のデビューライブ映像より「WE MUST BE A DEAD OR ALIVE

曲自体は「激突」に収録のものですが、この映像はライブなのでテクニックがよく伝わります。難しいフレーズも余裕なのがいいですね。

12月 アルバム「ASK THE ANGELS
デビュー作品ですが、メジャーに行ってあまりにも変わりすぎた問題作。ただしそういうポップな作品でもセンスを発揮しています。

シャミーズキャット

1990年

大阪バーボンハウスでのライブで発生してしまった事故により、活動休止。
その後活動再開したライブ「大復活」より「CLENCH ONE’S FIST
一曲通してライトハンド奏法しながらコーラスも難なくこなしています。

そして代表曲「TOMORROW NEVER COMES」。カッコいいですね。

このギター(クレイマーの黒ボディに赤PUでリバースヘッドタイプ)はこのライブで初登場のはず。これがあまりにもカッコよくて、中古で入手しつつも金欠で手放した過去があり…

1991年

シングル「THE EXHIBITION
クラウンの契約が終わり、フリーウィル復帰第一弾。この曲はアルバムには入っていないので有名じゃないかもしれませんが、初期のような勢いと迫力ある声、起承転結あるギターソロなど盛り込まれた曲で、私も大好きです。

ちなみにこちらの映像はクラブチッタでのビデオ配布GIGのもの。

10月のフリーウィルサミットにて、COLORとしての登場はもちろん、DECAMERONのサポートギターで登場。
ライブビデオ「狂乱激突BOX1991 EAST」でデカメロンの「B-SIDE BLUES」を弾いています。画質悪いですがニコ動にありました。

これはクラブチッタでの映像。
同時発売のWEST版は京都スポーツバレーの映像だったと記憶していますが、詳細は忘れました。

1992年

2月 SISTER’S NO FUTURE「DEMONSTRATION」
TOMMYとKENchanによるユニットのアルバムですが、ギターでクレジットされています。

というわけでシスターズの代表曲である「SONIC BEAT」。
 ※ビデオ「HUMAN FICTION」より

今改めて聴くと曲の構成は「TOMMOROW NEVER COMES」ですね。

6月 アルバム「Cherry’s World
COLORのフリーウィル復帰後第一弾アルバム。全体的にカラッとした音質ですが、メジャー時より格段にカッコいいです。

MIND

From cherry’s world
バラードですがこれはいい曲なんですよね。

7月 アルバム「REMIND
全曲新録のベスト盤。初期からメジャーまで満遍なく選曲されレコーディングし直していますが、音質がいいとは言えません。
しかしライブを経て進化したであろう、過去の曲のリアレンジが聴けるということで、聴いておくべき作品です。

この中でも特にかっこよくなった「OH!YEAH!

1993年

幻覚アレルギーとの合同ツアーを実施。その後音楽性を急変し何とクラブサウンドへ。

1993年10月 オムニバス「Free-Will ANNIVERSARY 1993
このアルバムに収録の「I can’t go back」でその音を披露。クレジットを見ると、打ち込みの音作りをTATSUYAがしている模様。

1994年

2月のフリーウィルサミットにCOLORは不参加でしたが、トリのセッション「HEY JUDE」でギターで参加。

アルバム「GALAXY
全面クラブサウンドのこのアルバム。COLORという表記もメンバークレジットも無し。ただ「I can’t go back」が収録されている点(アレンジ違い)、そしてかなり加工されていますが特徴ある歌声でCOLORとわかります。

この頃の音、個人的には好きでよく聴きましたが、ファンが求めていたものとは当然違ったようです。しかしこの辺りの音作りをこなすTATSUYAは凄いなと。

PRISM#9

SPEED-iDと合同ツアー「CLUB PSYCHO」を実施。当然今までとは全く趣きが異なるステージ。当時の雑誌のライブレポによると、デステクノみたいな「LALA MIE」など過去の曲も大胆アレンジを施していたようです。

1995年

7月 オムニバス「STRAWBERRY ROAD VOL.1
フリーウィルのオムニバス。COLORは参加していませんが、このアルバムの幾つかの曲を手がけている「新実辰弥」というのがCOLORのTATSUYAです。本名で楽曲提供やアレンジを行っているということになります。いずれも打ち込みを中心としつつもいろんなタイプの楽曲。器用ですね…。

SHO / LET IT GO
SHO / Leave me alone

BY-SEXUALを脱退したSHOのソロで、ご機嫌なユーロビート調のサウンド。この2曲を3ヴァージョンずつ収録したマキシシングルもリリースし、そのリミックスも新実辰弥。

勝珍太郎 / Mattaku Sono Tooriya!
古いフリーウィルファンにはおなじみカッチンによる、大阪弁ラップの作品。

SISTER’S NO FUTURE / WAITING FOR YOU
クラブサウンド化したCOLORの延長のような楽曲。

堀之内貴視 / Wayward Life
ギターでTATSUYA(COLOR)とクレジットがあり、このアルバムのライブでもギターで登場しました。

改めて見ると、オムニバスでありながら、9曲中5曲がTATSUYAの曲という妙な構成。

その後

この後も断続的に名前を聞くことはあらましたが(ディルアングレイのようなプロデュース等)、その後引退しサラリーマンをしているそうです。

あれだけのテクニックを持っていたのに、もったいない!こういった派手な化粧系のギタリストでここまでの腕を持った人はなかなか見かけないはずです。

早弾き自体に固執しているわけでもなく、ただ難解フレーズもサラッと弾いてしまうところ。
そして、初期からクラブサウンド化、そして楽曲提供やプロデュースにおける能力!そう考えると、もっと名前を見かけてもいいのにと思ってしまいます。

そして、「激突!」発売頃の白黒冊子(パンフ?販売用?詳細不明)に載っていたCOLORサウンドの分析。

VOCALがパンクでGUITARがハードロック、BASSがロックンロールでDRUMがスラッシュメタルだ

これがまさに言い得て妙だなと思います。ギターがサウンドの大きな鍵を握りつつ、ジャンル分けしようのない楽曲でした。

これを読んで、TATSUYA氏について少しでも知ってもらえればと思います。

という訳で最後にこの曲「DDT」。
この動画、ファンの人がいろんな映像を集めてきて編集したっぽいですがいい出来ですね。COLORの思い出って感じでまとめてくれています。

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