音楽ジャンルを超越したムッシュかまやつの天才的「コード感」に触れる!

日本語によるロックは「はっぴいえんど」から始まったと言われており、現在でも高い評価を得ています。

はっぴいえんどが結成されたのは1969年。
この年は、ウッドストックでのジミヘンドリックスの伝説的なパフォーマンスで有名だったりします。

ここまでは私も、当然のように認識していたことでした。

では、それ以前の「日本のロック」はどうだったのか?
それを考えるのに重要な人。
それがかまやつひろし(ムッシュかまやつ)です。

ムッシュといえば一般的には「ギタリスト」「スパイダーズ」「我が良き友よ」「マチャアキ」といった印象でしょうか。

スタインバーガーを持っていたりするのが珍しいなとは思っていましたが、GS上がりの古い人というのは大きな誤解でした。


キッカケは、これを聞いたからです。「大滝詠一のスピーチバルーン」というラジオ番組でゲストがムッシュの回。
これがまあ抜群に面白い!

この時代のことを、リアルタイムで生きてきた当事者による発言として聞けるというのはすごいことですね。まさにリビングレジェンド。

大滝詠一よりもさらに上の世代なんですよね。
ということは、はっぴいえんどより上。
1stシングル「フリフリ」が1965年ですから!大先輩ですね。

この対談で「ギタリスト・ムッシュかまやつ」という認識が強くなりました。ギタリストとしての場数もかなりのものです。

そしてこちらを購入。
入門編としては最適なベスト盤です。

ノーノーボーイ」の独特のコードや、この時代にこんな曲やってたの?と驚いてしまう「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」等、この1枚でもムッシュの世界が楽しめます。

そして・・・
そんな中、この映像を最近見つけました。
Charの音楽番組のゲストですが、ギターが好きな人には特にたまらない内容です。

スパイダーズ時代の「あの時君は若かった」そして「ノーノーボーイ」。どちらもムッシュの作曲なのですが(それもこの動画で知りました)、これらを弾きながら「いかにコード進行がすごいか」をダラダラと話をしています。

前述の「ノーノーボーイ」しかり、スパイダースの名曲「あの時君は若かった」のBメロの「それでも君が〜」に入るところの転調がすごくて耳に引っかかるなぁとは思っていましたが…。

Charに「そこでそう行くんだ!」と言わしめる、理論じゃなく響きを重視した「見たことのないコード」。これがムッシュの「コード感」です。

私も含め、どうしても音楽を聴くのにジャンルを基準に考えてしまいがちです。「このジャンルしか聴かない」とか。しかしこういう会話を見ていると、そうやって自分でジャンルを狭めるのはもったいないことなんだなぁと感じます。

日本初のロックミュージシャンとも言われつつ、ジャズやカントリー&ウエスタン、ロカビリーから歌謡曲、GSやフォークと幅広い雑食性。面白いです。

というわけで、今までノーマークでしたが、この辺りの世代の音楽をもっといろいろ聴いていきたいと思います。

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