イマドキのイベントはSNS連携がカギ!ハロウィンがいつの間にか国民的行事に。

      2015/11/05

Cimabue / Pixabay

10月末はニュースもハロウィン一色でした。街の至る所やお店まで、何かしらハロウィンにあやかった商品などが並び、いろんなイベントが行われていました。

そして31日は、渋谷の街がすごいとニュースで大騒ぎ。ゴミが散乱してすごいことになっているのも含め、大きな話題になっていました。

しかし、ハロウィンなんて以前はそんなに言われていなかったはず。経済を活性化させるために広告代理店等がブームを仕掛けているんだろうというのは想像がつきますが、だからといって何でもブームになるわけではありません。

何でそこまで盛り上がるんだろうと疑問でしたが、単純明快な理由が。

ホント、これに尽きますね。
自分の行動や充実度を発信できるツールとしてSNSをフル活用している人は沢山いますから、最適なネタですよね。

ハロウィン仮装して渋谷に行った人で、写真を撮っていない人は居ないでしょう。そしてSNSにアップした人も多いはずです。というわけでイマドキののイベントというのは、SNSとの親和性というのが大きなポイントのようです。

では、そもそもハロウィンって何なのでしょうか?子供の祭りだったような気がしますが…

ヨーロッパを起源とする行事で、のちにキリスト教の万聖節の前夜祭にあたることから、アメリカではこどもの祭りとして定着している。幽霊や魔女などに仮装して歩いたり、カボチャのランタンを飾ったり、こどもがお菓子をもらうなどのイベントが行われる。
(日本記念日協会のWEBサイトより)

そう考えると今日本で行われているハロウィンのノリは、元来のものとは全く異なるモノのようです。


一般社団法人日本記念日協会という団体による「記念日文化研究所」のブログにこんな記事がありました。

年々、その市場規模の拡大が続く「ハロウィン」だが、今年(2015年)はその推計が1220億円と、ついに1200億円を超えた。
(中略)
1220億円という金額は日本記念日協会が推計を行っている記念日の中で、過去に「クリスマス」と「バレンタインデー」のふたつだけしか記録していない。カーネーションや装飾品、菓子類、ファッション、外食などを中心に市場のすそ野が広い「母の日」でも届いていない金額だ。

では「ハロウィン」が2011年の560億円の推計市場規模からわずか4年でその2倍以上になったのにはどんな理由があるのだろうか。まずおさえておきたいのは今の日本の「ハロウィン」は欧米で行われているものとは全く違うものということ。宗教的な祭事ではなく、子ども中心でもなく、若者や家族、職場や地域が主体となっていることと、企業が販売促進の一環として捉えている。つまり消費世代、消費時間、消費エリア、消費産業が幅広く、関連産業が無数にあり、年中行事になっているということだ。

2015年の「ハロウィン」の推計市場規模は前年比約11%増の1220億円。

1220億円って…
ものすごい経済効果です。
バレンタインに迫る勢いだそうです。というより、女性に限定されているバレンタインに比べて、誰でも参加できる要素があることが理由としては大きいということです。

まあ、関連産業が無数にあるイベントですから、盛り上がることで喜ぶ業界は沢山あるわけです。

今年は、娘が通っている英語教室でもハロウィンのイベントがあり、みんな仮装して街を歩いてお菓子をもらったりしており、微笑ましいものでした。

「みんな渋谷に集まってバカ騒ぎしたいだけ」という意見もあり、ワールドカップのどんちゃん騒ぎを思い出す人も多いと思います。私も独身時代だったら「くだらない!」と感じたと思いますが、我が子がハロウィンで楽しんでいるのを見ると「イベントごとが多いのはいいことだ」というおおらかな(笑)気分になるものです。

ここ数年であっという間に普及したのを見ると、数年後にはクリスマスばりに「当たり前のコト」になっている可能性が高いですね。

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