副業で「夜の仕事」をしている人にマイナンバー制度はどんな影響があるのか?

Dieter_G / Pixabay

いよいよ2016年から導入される「マイナンバー制度」。早速収賄事件が発覚したりといろいろ騒がしいようですが、これから運用が開始してからまたいろいろな問題が起きるのでしょう。

そんな中、「マイナンバーの導入により夜の街に活気が無くなる」といった論調がいろんなところで見受けられます。例えばこの記事。

夜の街で働く「副業キャバ嬢」がいなくなる日 〜”副業する人”を襲う「マイナンバー」の恐怖

引用すると長くなるので簡単にまとめると、副業で夜の仕事をしているOLが、マイナンバーの導入により本業の会社にバレてしまう可能性があるので、夜の仕事がしにくくなる、というものです。

これはもちろん夜の仕事に限ったことではないのですが、該当者が多そうな割に無申告の割合が高い点と、世の中(男性)に与える影響が特に大きいということで言われているのだと思います。

これって実際のところ、副業が出来なくなるのではなく、「申告しないと副業できなくなる」というコトです。今まで無申告で脱税していたわけですから、そもそもの「無申告」という前提がおかしいということになります。

その観点だけで見ると、きちんと収入を把握することにより平等に税を取れるということになるので素晴らしい仕組みです。夜の仕事で稼ぎつつ申告せずに、団地に住んで生活保護をもらっているような人たちは駆逐されるということです。

しかし…
夜の仕事をしている会社自体が、どこまできちんと売上や利益を申告しているのか?そっちの方が謎です。

お金を支払うとレジではなくポケットのサイフでやりとりしているような(笑)お店が、きちんと売上を全部報告しているとは到底思えませんし、偽名で働いている人も多数いるはず。

そんな働き先に自身のマイナンバーを提供したくないですし、そうするとその会社もきちんと申告せざるを得なくなる。そうするといろいろ都合の悪いことが起きてきます。

するとどうなるか?
結局、今以上に裏に潜ってしまい、実態が掴みづらくなるはずです。今まで同様に、無申告で偽名でも働けて現金取っ払いの夜の仕事が無くなることはないはずです。その方が、経営者側も労働者側も都合がいいのですから。

というわけで、マイナンバーの運用によりどう変わるのか?注目です。

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