イケダハヤト氏が47人居れば、地方移住による情報発信で地域創生・活性に繋がるかもしれない

インターネットの普及により、昔のようにマスコミの力に頼らなくても個人単位で情報発信ができるようになりました。そんな中、こんな記事を読みました。

「サイトの売り上げは0円」「運営資金が残り数百円に」それでもローカルメディアを続ける意義とは?

新潟のローカルメディアを運営する大変さと喜び。大手企業が手がけるわけではないので基本的に自力運営。となるとやはりいろいろと大変なようです。

地方の情報を発信していくとなると、当然「その地域の情報を求めている人」がターゲットになります。メディア(WEBサイトでも雑誌でも)を作るのも、そういうニーズに応えるためのものです。

しかし、地域活性化のために情報を発信していくのであれば、ホントは「情報を求める前段階の人」にアプローチしたいところです。旅行に行こうとしていない人に興味を持たせることができれば、それこそ本来の顧客掘り起こしなんじゃないかと…。

そんな中、岡山在住の私が今、一番旅行に行きたいのは「高知県」なんです。

なぜか?

イケダハヤト氏がブログで情報発信しているからです。

イケダハヤト氏に対するスタンスについて

イケダハヤト氏にこの文章が届くはずもないですし、一方的に思っていることなので「スタンス」という表現はおかしいかもしれませんが、何度か当ブログでも取り上げたこともあるので、一応私の立ち位置について簡単に記します。

当ブログでは過去に、氏のブログにおける炎上戦略に対し否定的なことを書いています。というのも基本的に私は「敢えて炎上するようなトゲのある書き方」「何かを持ち上げるために何かを否定する」こと自体は、今でもあまり好きではありません。

しかし残念ながら(笑)イケダハヤト氏のブログは面白く、私も読んでます。その影響もあり、ここ最近は高知にカツオを食べに行きたくてたまらないのです…。ということで、結局はブログが楽しまれるものであればいいということです。

…ということを書いていたらふと思い出し、気になって検索してみたらHMVのウェブサイト内にありました。フリッパーズギターのプロフィールページより引用。

そもそもフリッパーズギターは万人受けするようなバンドではなかったし、本人達は“売れたい”とも発言しつつ、それを否定するような事もやっていた。音楽でもことごとくファンを裏切りまくっていたが、彼らの音楽にはそれを覆す抜群のクオリティと中毒性があったのだ。「音楽はいいけど性格悪い」と言われたら、「上等だよな。性格がよくて音楽が悪いよりいいじゃねーか」とも。

ちなみにフリッパーズギター=小沢健二+小山田圭吾です、念のため…。

この文章を引用したのは、イケダ氏の性格について言ってるわけではなく、「結果としてのアウトプットが面白い」というのは最高の誉め言葉ですよ、ということです。だって波風立たない無難なつまらないブログだったら誰も見ないわけですから。

というわけで、結果的にイケダハヤト氏のアウトプットとしての「ブログ」はとても面白いですし、炎上商法は好きじゃなくても「実際に移住する」ということ自体はとても興味深いものです。

メディアによる発信と、個人ブログによる配信

話を元に戻しますが、私は家族も居て週末は家族で過ごすので、たまにはどこか連れて行ってやりたいなとは思いますが、具体的に旅の予定があるわけではありません。

イケダハヤト氏のブログを読むこと自体も、旅行情報を仕入れるためではありません。ただそんな中、高知の移住日記で美味しそうな食べ物や素敵な景色を紹介されると、無意識のうちに「高知に一度旅行してみたいな〜」と考えるようになりました。

旅行したい人という人を高知県に引き寄せることももちろん重要ですが、全く何も思っていない人に対し「いつか高知に行ってみたい」と思わせる方が難しいのは言うまでもありません。

イケダハヤト氏は、地域密着の飲食店の美味しいものを紹介してくれていますが、同じ「紹介」でも、テレビや雑誌のようなものとは違い「知り合いに紹介してもらっている」という感覚になるのです(知り合いじゃないのに勝手に)。

これが、飲食店からお金を貰って紹介する「広告」ではないリアリティーなんだろうなぁと感じます。ローカルメディアとなるとどうしてもそこに「お金」や「戦略」がどうしても見えてくるもの。そうしたものを排除した生の情報こそが、特にネットでは求められているんじゃないかなと考えます。

口コミ情報が重宝されているのも、同様の理由でしょう。

外から見た魅力を伝えてくれるのは貴重

あと一つ。
イケダ氏は高知出身ではなく、あくまで移住してきた身です。住み始めて一年くらい経つとは思いますが、「客観的視点」を備えた上で発信をしています。
これって非常に重要で、生まれも育ちも高知の人が喜ぶものよりも、高知の外から来る人が魅力的に感じる情報を届けてくれるわけです。

イケダ氏は高知の人ではないので、無意識にそうなるはずです。
もちろん高知出身者に紹介された情報を発信することも当然あるはずですが、そこにイケダ氏の「客観的視点」が加わることにより、外の人向けの情報になります。

「地元出身者による魅力発信メディア」はもちろん重宝されますが、この場合は「移住者」であることがプラスになっていると思われます。

地方創生のカギはブロガーが握っている?

私の嫌いな「炎上商法」も、そう考えると高知の魅力を発信するための手段なのかなとも考えられます…。イケダハヤト氏は高知県に移住していますから、そういう人が47人居てくれれば各県の魅力を伝えてくれるのに!とも考えられます。

ただし、地方の自治体とズブズブの接待漬けの関係になると、こんな風に叩かれます。こちらは有名ブロガー「はあちゅう」さんが佐賀県の武雄市のステマをやってた件。

はあちゅうの武雄ステマの反応とその考察

というわけで、イケダハヤト氏のようなブロガー、または情報発信能力の高い人が魅力的に感じるような施策や街づくりを行うのが、観光客の掘り起こしには重要なんだろうなと考えます。
(言うのは簡単なんですが…)

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