妻がマルチ商法に誘われたので、マルチとネズミ講の違いについて調べてみた

妻が先日、知り合いの奥さんと話をしていたところ、ある会合(?)へのお誘いを受けたとのこと。

話を聞いてみると、以前に「私は今こんな仕事をしている」といった話を聞いており、その際は「へえ〜」という感じだったそうですが、先日「仕事してみたいと思ったりしない?」「自分のできる時間だけで無理せず働ける」「今度、こういう仕事ですよというのをわかりやすく説明してくれる集まりがある」「食事も出る」といったお誘いだったようです。

で、別の友達に聞いたら「それはねずみ講だ」と言われたそうです。

見れば見るほど胡散臭いビジネス

その人にもらったという名刺を見せてもらいました。
ブランド名を調べてみると、有名な会社のようです(私は初耳だったのですが)。法人登記もされているきちんとした会社です。

しかし名刺にはそのブランド名は書いていますが、社名としては載っていない。
記載されている住所を調べてもそのブランド名は出てこないし、またその会社のサイトにもその住所の記載は無し。
よく見ると電話番号は携帯電話。
メールアドレスはdocomoのキャリアメール。

というわけで冷静に見ると、それっぽいロゴやブランド名が名刺に載っているのですが、あくまで「個人」の名刺でしかありません。ぱっと見は気付かないでしょうし、気付いた所で何も感じない人も多いでしょう。

しかし、「会社の名刺」「個人の名刺」これって明確に意味合いが異なりますよね。

結論から言うと、この会社はどうやらマルチ商法の会社のようです。
そして、その人はいわゆる「子」を探しており勧誘をして来たということです。セミナーというのはおそらくその人の「親」が主催しているのでしょう。

マルチ商法の場合、構成員はそこの会社の社員ではないはず。なので、名刺を工夫してそれっぽく見せていますが実際は社員でも何でもありません。

ということで妻に言いました。
まあこういうのに騙されるような妻ではないので心配はしてないですが、いろんな話があるんだなーと勉強になりました。好奇心旺盛な奥さんをお持ちの旦那さんは、ちょっと気にしてあげた方がいいかもですよ。

ねずみ講とマルチ商法

こういう商売を揶揄する意味を込めて「ネズミ講」という事がよくありますが、厳密にはネズミ講ではありません。マルチ商法などいろんな呼び名がありますが、それぞれの定義についてまとめてみます。

「マルチ商法」=連鎖販売取引

マルチ商法というのは法的には「連鎖販売取引」という言葉でいわれています。厳密にはどういった意味でしょうか?Wikipediaから引用してみます。

特定商取引法で、以下のような条件を全て満たす販売取引が連鎖販売取引とされる。
物品の販売(または役務の提供等)の事業であって再販売、受託販売もしくは販売のあっせん(または役務の提供もしくはそのあっせん)をする者を特定利益(紹介料や販売マージン、ボーナス等)が得られると誘引し、特定負担(入会金、商品購入費、研修費等の名目で、何らかの金銭的な負担)を伴う取引(取引条件の変更を含む)をするもの。

文章で説明しようとするとこんな風に難しくなりますね。
わかりやすい図があったのでお借りします。
引用元はこちら

この図の通りです。紹介した人と本人は親子という関係に定義され、「子」が販売した売り上げに応じて子から親へ手数料のようなものが発生するので、子をたくさん作れば儲かるという仕組みです。

一般的に言われるマルチ商法というと言葉のイメージが悪いせいか、ネットワークビジネス、MLM(マルチレベルマーケティング)といったいろんな呼び名があります。有名な所ではアムウェイ等がこの業態に当てはまります。

「ネズミ講」=無限連鎖講

ではこちらもよく聴くネズミ講という言葉。こちらは無限連鎖講という言葉で表現されます。
マルチとは何が異なるんでしょうか。さらにWikipediaより。

無限連鎖講(むげんれんさこう)とは、金品を払う参加者が無限に増加するという前提において、二人以上の倍率で増加する下位会員から徴収した金品を、上位会員に分配することで、その上位会員が自らが払った金品を上回る配当を受けることを目的とした団体のことである。

なるほど、
ただこれではマルチ商法との違いがわかりにくいですよね。

というわけでわかりやすい大きな違い。
マルチ商法=取引に商品(または役務)が介在する(特定商取引法で認められている)
ネズミ講=金品のやりとりのみで商品が介在しない(法律違反)

簡単に言うとこういうことです。マルチ商法はあくまで物やサービスにたいしての支払いなので問題ないですが、金品の移動だけが目的のねずみ講は法律で禁止されているのです。

ネズミ講についてはハマってしまう人も多く、普通に考えれば「出資してくれる人が無限に入るわけないからこのシステムはどこかで破綻する」ということがわかるはずですが、ハマる人はそういう冷静な考えを失ってしまうようです。

情報商材は限りなくマルチ商法に近い

ここまで書いて、当ブログを読んでくれている人が連想するのは「情報商材」ではないでしょうか。特にinfotop等で販売されているような「儲かる系」の商材等はかなり激しいアフィリエイト競争が繰り広げられており、詐欺同然の商材も横行していると聞きます。

情報商材については過去にこんな記事を書きました。

情報商材アフィリエイターにありがちな5つの特徴!情弱から金を巻き上げるビジネスモデルを紹介

マルチ商法は法律違反ではないと書きましたが、裏を返せば法律によりかなり規制されている世界。

対して情報商材アフィリエイトはもう、無法地帯といえるべき状態です。
次回エントリーではこのあたりについて切り込んでいきたいと思います。

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