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ナイアガラ商法の今後と、大滝詠一「NIAGARA 45RPM VOX」


「NIAGARA 45RPM VOX」2017年3月21日にリリース。
浅いファンは手を出すべきか?というのを浅いファンが考える。

ヘビーな大滝詠一ファンは、自らを「ナイアガラー」と自認しています。任命されるものではないので、自分のハマり度によって自認するのですが。

そして、そんなナイアガラの深い滝にドップリ浸かって堪能しているヘビーなナイアガラーの人から見ると、私なんかは後発の一介のファンに過ぎません。

そして今回、「NIAGARA 45RPM VOX」という、非常にマニア向けなボックスセットがリリースされるということで、これをライトなファンが買うべきかどうか?考えてみます。

大瀧詠一のレーベル、ナイアガラのシングル盤を集めた7inchボックス・セットを4,500セットで限定発売

1970年代、FUSSA45スタジオから生み出された45rpmナイアガラのシングル盤を集めた7inchボックスセットを4,500セット限定で発売!
(中略)
オリジナル盤を復刻した9枚のアナログ・シングル盤とその全曲(18曲)分を収録したCD1枚を詰め込んだ全10枚のボックス集。アナログとデジタルの両面からナイアガラのシングル曲が堪能できる仕組みとなっている。驚愕は、その9枚の内訳。既発売のシングル盤以外にもプロモーション盤としてのみ配布された4枚の貴重盤も今回初収録。
(中略)
封入特典:ナイアガラロゴ入り特製EPアダプタが当たる応募ハガキ

ここまで書くと中身が気になると思うので、長くなりますが収録曲も引用します。

Disc1
A: 幸せにさよなら(シングル・バージョン) / ナイアガラ トライアングル *
B: ドリーミング・デイ(シングル・バージョン) / 山下 達郎 *

Disc2
A: ナイアガラ音頭(シングル・バージョン) / 布谷 文夫 *
B: あなたが唄うナイアガラ音頭 / ナイアガラ社中 *

Disc3
A: 青空のように(シングル・バージョン)/ 大滝詠一
B: Cobra Twist / 大滝詠一 *

Disc4
A: 霧の彼方へ / 多羅尾伴内楽團
B: 悲しき北風 / 多羅尾伴内楽團

Disc5
A: ブルー・ヴァレンタイン・デイ(シングル・バージョン) / 大滝詠一
B: お花見メレンゲ / 大滝詠一 *

Disc6 (プロモーション盤)
A: 青空のように / 大滝詠一 *
B: 青空のように(カラオケ) / 大瀧詠一楽団 *

Disc7 (プロモーション盤)
A: ブルー・ヴァレンタイン・デイ / 大滝詠一 *
B: ブルー・ヴァレンタイン・デイ (カラオケ) / 大瀧詠一楽団 *

Disc8 (プロモーション盤)
A: 心のときめき / 多羅尾伴内楽團 *
B: サーファー・ムーン / 多羅尾伴内楽團 *

Disc9 (プロモーション盤)
A: ピンク・レディ / モンスター
B: 峠の早駕籠 / 多羅尾伴内楽團

*mono音源

そしてCDにはこの全18曲が収録されているということになります。

以上、レコード9枚とCD1枚がセットになった「NIAGARA 45RPM VOX」は、21,384円で4,500セット限定販売。
発売日は例によって2017年の3月21日。0321はナイアガラの日ですね。

ヘビーなナイアガラーがターゲット

思えば数年前。
70年代のアルバムをコンパイルした「NIAGARA CD BOOK Ⅰ」が復刻リリースされ、あとは80年代ものを集めた「CD BOOK Ⅱ」とシングルボックスのようなものが出れば完結かな、と思っていたところ、ご本人が急逝。

翌年に初のベスト版「BEST ALWAYS」がリリースされ、過去に未CD化だったシングルヴァージョンものはここで初出しに。
そして翌年に「NIAGARA CD BOOK Ⅱ」リリース。

ということで、「シングルボックスはもうないだろう」と思っていましたが、ここに来て70年代のシングル集がリリースされる、という流れです。

当時の45回転EP盤の復刻ですが、同内容の音源を収録したCDもついているということ、プロモ盤の復刻、またこの金額。
完全にコレクターアイテムであり、ヘビーなナイアガラーのみをターゲットにしているのは明白です。
モノラル音源との違いを楽しめるのはライトなファンじゃないでしょ!?

ライトなファンは買わなくてもいいのでは?

ヘビーなファンは、コレクションとして間違いなく購入すると思うので、ライトなファンの場合で考えます。

私はとりあえず手元に「CD BOOK」の2セットがあるので、オリジナルアルバム類は「一応」揃ってます。
あとシングル関係は、「BEST ALWAYS」でほぼ補完できます。

なので私は、今回はパス。
アナログ盤を手に入れたところで、聴く手立てもありませんしCDを聴けば済むものなので…。

というわけで、同じくライトなファンの方はパスしていいのでは?というのが見解です。

ナイアガラ商法の行く末

未発表ヴァージョン、ボツテイク、蔵出し初音源を含めた最新のリマスターシリーズで今まで楽しませてもらったので、敬意を込めて敢えて「ナイアガラ商法」と書いてます。

※「アルファ商法」のような悪意はありませんので念のため。

浅いファンながら今作の内容をざっと眺めた感想としては、せっかく70年代コンプリートをするなら、シリアポールの「夢で逢えたら」、シュガーベイブの「ダウンタウン」があれば完璧なのに!というところでしょうか。

というわけでナイアガラ商法の今後の予想。

まず、今回のと同様の形式で「80年代版」のシングルボックス。

そしていつか、シングルボックスのCDのみの廉価版(これが出たら検討するという人も多いでしょう)。

あとは、もしリリースされたら間違いなく買うのはライブ関連のレアトラック。
ファーストナイアガラツアー、ロンバケコンサート、ヘッドフォンコンサート、西武球場等。一部がラジオ等でオンエアされたりしているので、音源が存在するのは間違いないでしょう。

というわけで、今回はパスしますが今後のナイアガラ商法に期待します。